現在、ITスクールでは個別指導かクラス担任制かのどちらかのスタイルしかありません。 どちらも長いあらゆる教育の歴史から、教育効果が認められているスタイルです。このどちらが優れているかというと、それは受講目的によると考えます。
私たちは、受験勉強や資格対策勉強、あるいは語学の勉強をするのであれば少人数の個別指導が向いていると考えますが、実際に働く事を前提に訓練するのであれば、クラス担任制の授業の方が向いていると考えます。
なぜなら、個別指導は「手取り足取り教えます」が売り文句になりますが、実際の開発現場では手取り足取り教えてもらえない事が多いからです。
つまり、新人であっても自分である程度は考えて行動しなければならないのです。
開発現場に飛び込む直前まで、手取り足取り優しく教えてもらえる環境にいた人が、現場に着いたとたんに適応できるとは思えません。
少人数で親切な個別指導であればあるほど現場での適応が遅くなる傾向があるようです。
当校の卒業生が開発現場から高い評価を得ているのは、受講期間中から「自分で考えて行動する」という、働くにあたって当たり前の事を徹底的に指導し、それがスクールに通う本来の目的である「開発現場で働く」時までに当たり前にできているからです。 |